【保存版】視点の高い人に特徴的な8つのこと

こんにちは。山田です。

さて、たまには「まとめ記事」みたいなものも書いてみたいと思います。

テーマは視点の高い人はどんなふうに物事を見ているか。

長い霞ヶ関勤務での経験や、ビジネスエグゼクティブなどいろんな視点の高い人を間近で見てきて観察してきた結果のまとめです。

それでは、早速いってみましょう。

 

1.時間軸が長い

視点の高い人は、拙速に結果を得ようとはしません。

種をまいてから収穫までの時間軸が長く、時間はかかってもより大きな結果が出せる方法で物事を仕組んでいきます。

部下に失敗をさせることで奮起を促し、失敗を起点にして部下の成長につなげていくよう関わりをデザインするなど日常茶飯事です。

このほか「え、そんなところから物事が始まっていたの」と驚くこともしばしば。

視点の高い人の行動一つ一つは大きなストーリーの中で必ずなんらかの意味を持っています。

 

2.視界に入っている人数が多い

視点の高い人は視界に入っている人の数が多く、その人たちとの関係性をデザインします。

そして、その人たちが何を考えているかだけでなく「その人たちにどう思ってもらうか」まで考えて自らの行動をデザインしていきます。

一見「あれ、なんでこんなことを言うんだろう」という発言も、遠くにいるキーパーソンの「あの人」を意識した発言だったりします。

また「自分の価値は自分一人では決められない」ということを知っているので、一対一の関係性だけではなく、周囲との関係性をつくることからも一対一の関係性を作っていきます。

ある企業マネージャーのコミュニケーション改善記

2016.05.12

 

3.考える立場が縦横無尽に入れ替わる

視点の高い人は、視点(物事を見る立場)を縦横無尽に入れ替え考えます。

希望的観測に基づく組織各段階での硬直的思考が、太平洋戦争の敗因と分析しているのが「失敗の本質」ですが、自分たち視点だけで物事を見て、結果として失敗するというのはよくあります。

視点の高い人は、相手から見て自分はどうか、第三者から見て自分たちはどう見えるか、何が強みで何が弱点か。

客観的に見て自分たちはどんな位置にいるか、ということを常に考えています。

書いてみると当たり前の話ですが、当事者としての圧倒的なプレッシャーの中では視点を変えてみるのは至難の技。

これをサクッとやってのけるのが視点の高い人です。

 

4.過去からの流れの中で「今」を捉えている

以前、旧ブログでBuzzった記事がありまして、このことについて書いています。

こちらのブログにも転記しました。

超仕事のできる先輩が着任早々やっていたこと

2016.07.18

要約すると、着任早々、80年前の業界の歴史から全て頭に入れて「今」を認識する作業を猛烈な勢いでやっていたというお話です。

そうすることで、今の解釈はより深くなり、交渉時の戦闘力は大きくなりますし、相手からも一目置かれるようになります。

まずは業界の歴史を知ること。そして歴史のつながりから「今」を捉えること。これもメタ認知の一例です。

 

5.ルールは変わるものだと知っている

視点の高い人は、今、競争しているルールが未来永劫続くものだとは考えていません。

視点の高い人は過去の歴史もメタ認知できているので、ルールが変わって衰退した業界や産業があることを知っています。

ですので、常に業界や社会を取り巻く構造に敏感です。そしてあわよくば自分でルールを変えるプレイヤーになろうとも考えていたりします。

視点の高い人は、現状に安定したい人にとっては、非常に危険な人ですね。

 

6.全ての物事には両面あることを知っている

薬はそもそもは毒であるように、視点の高い人は物事には必ず正負の両面があるということを知っています。

例えば、組織運営一つ例に取っても、手綱を緩めすぎると、メンバーは快適に過ごせますが規律は緩む、手綱を締めすぎると規律は保たれますが、メンバーの活力は失われたり、人が育たなかったりします。

視点の高い人は、あらかじめ「これが正解」という答えを持たず、バランスを見て適切な行動をとります。

 

7.全てのことから学んでいる

視点の高い人は全ての物事から学ぶことができます。

これは単に「謙虚である」ということだけでなく、具体的な出来事の背景や背後にある物事の関係性がよく見えているので、一つの出来事から、その奥にある抽象的な構造を理解することができます。

この結果、自分には全く関係のないような出来事でも、自分の置かれた環境と類似の構造を見つけだすことができ、どんな出来事からでもいわゆる「人のふり見て我がふり直せ」ができるようになります。

そういうことができる人の成長速度は圧倒的ですね。

 

8.そして、どこか狂っている

視点の高い人のうち、リーダーと呼ばれる人は、圧倒的な当事者意識を持ち、言葉を選ばずにいうとやっぱりどこか狂っています。

人は1〜7までの条件を満たすと、世の中がよく見えるようになります。

そして、いろいろなものの関係性が見えれば見えるほど、そして、「人のふり見て我がふり直せ」が進めば進むほど、常識人になり、何かをしようとした時の恐れは大きなものになります。

結果、恐れに負けて何もしないと、単なる「評論家」に成り下がってしまいます。

「ただの評論家」と「視点の高い人」との違いとは

2016.01.23

これを越えて、何かを変えようとする人の原動力は「それが本当に必要である」という思い。

視点の高い評論家と真のリーダーの境目は、他者から見ると「狂っている」と見えるぐらいの情熱があるかどうか。

「冷静」と「情熱」の高いレベルの共存が創造(クリエイト)の原動力となります。

 

 

編集後記

・物事がよく見えてて、でもそれを壊していける情熱を持ったクレイジーなリーダーになりたいものですね。

・もちろん、ここで示した視点は全てコーチングで関わる時に視点に使えます。たんに「なるほどー」ではなく、そういう目で読めた人が「視点の高い人」です。

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2016.05.12

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ABOUTこの記事をかいた人

山田 亨(TORU YAMADA)

現代哲学からコーチングを解釈した視点をもとにクライアントさんと関わり、現実の課題に対応しながら意識の深層からの変化をガイドすることで、単なる現実面での目標達成のみならず、思考や精神のあり方自体を創造的に体質改善するトレーナーをしています。

職業は肉体改造をガイドする「フィジカルトレーナー」にならって、ビジネスパーソンの精神的な体質改善をガイドする「メタフィジカルトレーナー」を名乗っています。

注1:メンタルトレーナーとかスピリチュアル系のコーチではありません。念のため。

注2:余談ですが昔スポーツクラブでフィジカルの方のトレーナーもやっていました。