その準備は、本当に結果を出すための準備か?

仕事力向上

こんにちは。山田です。

いつもお読みいただきありがとうございます。

   

イチロー選手の名言

さて、メジャーリーグでも次々と記録を打ち立てていうイチロー選手ですが、その言葉は名言の宝庫で、自分も結構好きです。フェイスブックとかでもさかんにシェアされていますよね。

そんな中で今日はこの一言が目にとまりました。 

準備というのは、言い訳の材料となり得るものを排除していく、

 そのために考え得るすべてのことをこなしていく。 

 イチロー選手はいつも綿密な準備をすることで有名ですが、その準備についての考え方が述べられています。カッコイイですね。

  

いつの間にか「反転」する私たち

で、もちろん、このブログ、名言を紹介するだけで記事は終わりません。 

(でも「名言」は好きなので、こちらにもまとめています。)

少し話はそれるのですが、こうして現代哲学を学びながら、日々、組織や人間というものと相対しておりますと、いつの間にか「手段」と「目的」が逆転したり、いつの間にか物事の「意味付け」が逆転していることってよくあります。

それは「言葉」や「意味」というものが本来的に持つ不安定な性質と、言葉の意味づけ、解釈に影響を与える「本能」(=自分の生存のため、恐れを避けて快楽を求める「生物」としての本能)の働きによるものなんですが、今日取り上げた「準備」と「結果」の話もいつの間にか逆転したりします。

 

その準備の目的は何か?

例えば、あるプレゼンに綿密な準備をして臨むとき、もちろん、結果を残すための準備なのですが、どこかに「失敗した時に言い訳ができるようにしっかり準備しよう」という意図が入っていないか、「ここまで準備したのだから、失敗したらしょうがない」と思いたいが為に無意味な準備までしていないか。 

イチロー選手の言葉を借りると、

「言い訳の材料となりうるものを排除するための準備」

が反転して、

「言い訳の材料を作るための準備」

になってしまっている状態ですね。

こういうことって結構あるんじゃないかと思っていまして、無意識的に自分を守ろうとする反応なのですが、仕事の生産性を下げる要因になっているんですよね。

  

一度、振り返ってみてください

あなたがもし慢性的な長時間労働の状態で「仕事が終わらない」と嘆いているのであれば、「言い訳の材料を作る為」に一生懸命準備をしていないか、ということを一度振り返ってみるのも良いかもしれません。

 

まぁ、自分のことを言っているんですけどね…org。

 

  

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こんな感じで、人の認識、思考というものはきわめていい加減かつ深いもので、多くの場合、かなり深層部分からねじれています。

でも、それがわかると自分や他者、そして世界に対する認識はグングン深くなり、今、目の前で起こっていることが手に取るように見えるようになってきます。あと、自分のそういう「ねじれた」ところがわかってくると、他者に対しても寛容にもなれますね。

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ABOUT US

山田 亨(TORU YAMADA)
『心の参謀本部』主宰、人材育成・組織開発活動家
経営者、管理職向けのヒューマンスキルなど教育、コンサルティング、コーチングをテーマに活動。このサイトでは現代思想・現代哲学をベースにした高抽象度の視点から現場での人材育成・組織開発について論考しています。