与えられた答えじゃなくて、自分で答えを出すための基盤とは

先日「わかりやすい話」についてのお話を書かせていただきました。

「わかりやすい話」をするために必要なこと

2016.07.03

大事なのはストーリーの中の「人間や人間社会の構造」に意識を向けてもらうこと

そして、そこに、聞き手が置かれている状況と類似のパターンを見出し、聞き手が自分ごとを投影できるようなストーリーを語ることが超重要ポイントであるとお伝えしました。
 

では、どうすればそのようなストーリーを創り出すことができるのか?

上の記事では、物事を俯瞰して関係性を見抜く力「抽象思考力」が必要だと言いました。

僕たちが本当に成長して、他者に影響力を発揮し、仕事や人生で結果を残し幸せに生きていこうと思ったら「抽象的な思考力」をものにしていくことが絶対に必要です。

今日はもう少し「抽象」について深めていきますね。

 

概念の階層

じゃあ「抽象」って一体なんだろうというお話。僕は理系だったんで、馴染みの深い理系の研究開発を例にとると(あなたにとって馴染みが薄かったらゴメンなさい)、  

 
宇宙の成り立ちとか、DNAなどの生物の基本構造を調べたりするのが「理学部」で行う「基礎研究」
 
 
「基礎研究」を応用して実用に活かすための研究が「工学部」とか「農学部」が行う「応用研究」
 
 
そして「応用研究」の成果を生かして、営利企業の研究所などが製品開発のために行うのが「開発研究」

 

問題解決力の源泉

「開発研究」に向かうほど具体的で現場に近く、成果もわかりやすく、その数やバリエーションは多くなる。
 
「基礎研究」に近づくほどバリエーションは少なくシンプルになりますが、その内容は抽象的で現場から離れ、普通の人は一体何のために使うかはよく分からない。

そして「基礎研究」は量子力学とかDNAとか、僕たちの世界の現実とかけ離れているものが多く、そもそもその概念の意味さえの分かりにくいものが多い。 
      
一方で「基礎研究」は応用範囲は広く、多くの技術は物事の原理原則を明らかにする「基礎研究」に支えられています

例えば、人工衛星からの位置情報をキャッチして自分の現在地を知る「GPS」を正確に作動させるためのシステム設計にアインシュタインの「相対性理論」が活用されているみたいな話もありますよね。

 

基礎研究を知らないと話にならんわ。

ここで、ある研究者が何らかの課題解決のための「開発研究」をしようとするとき、「基礎研究」の知識がないとどうでしょうか?

当たり前ですが、研究として立ち行かないですよね。「基礎研究」の知識を欠くと、その人の問題解決能力は圧倒的に低くなります。   

 

仕事や人生でも構造は同じ。

この構造は研究開発だけでなく、僕たちの仕事や学習においても全く同じ。

僕らは研究者ではないけど、でも、日々起こりくる問題に対して解決策を編み出していかなければいけない存在。
 
基礎となる「抽象的な知識」があるからこそ、目の前の課題に対応して僕たちは解決策を見いだせる。   
  
でも、僕たちは人間や社会の「基礎研究」たる「教養」に見向きもせず、実用化のための具体的な「開発研究」の方法論ばかり学んでいるんじゃないか。

目先の問題解決に追い回され、問題解決能力の根本を磨くことができていないんじゃないか。

そんな問題意識です。

 

基礎力がない人は問題解決能力を欠く。

「こうしたら問題は解決できる」
  
具体的な解決策は、わかりやすく臨場感は高いですが、応用範囲は極めて狭いです。
    
社会は関係性の網の目の中に存在していて、は常に動いており、相対する人の個性も様々です。そして、企業の寿命がどんどん短くなっているように、その動きはますますスピードを増しています。

コミュニケーションの取り方が良い、人を動かすには感情を動かしてetc… 

いろいろありますが、それらはまだまだ開発研究レベル。

そもそも「人って何なのか」「感情って何なのか」という人間や世界に関する基礎研究レベルの知識がないと、常に流動する現場ではなかなか効果的に使えないですよね。

逆にそれを持っていると、常に現場から学べる。いくらでも答えを生み出せる。

 
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ABOUTこの記事をかいた人

山田 亨(TORU YAMADA)

現代哲学からコーチングを解釈した視点をもとにクライアントさんと関わり、現実の課題に対応しながら意識の深層からの変化をガイドすることで、単なる現実面での目標達成のみならず、思考や精神のあり方自体を創造的に体質改善するトレーナーをしています。

職業は肉体改造をガイドする「フィジカルトレーナー」にならって、ビジネスパーソンの精神的な体質改善をガイドする「メタフィジカルトレーナー」を名乗っています。

注1:メンタルトレーナーとかスピリチュアル系のコーチではありません。念のため。

注2:余談ですが昔スポーツクラブでフィジカルの方のトレーナーもやっていました。