緊張を和らげ、協働関係を築くための二つの質問。

コーチング論

 

こんにちは。山田です。

主宰しているコミュニティのサポートやお問い合わせへの対応などで忙しくお久しぶりの投稿になってしまいました。ゴメンなさい。

今日はコーチングをやっている人向けの記事です。

 

協働関係の構築はホントに大事よ

さて、ビジンネス局面でコーチングをする際、日々忙しく、内省の時間の取れないビジネスパーソンとどのように信頼関係を作り上げるのか、どのようにコーチングの協働関係を作り上げるのか、

というのは大事なテーマです。 

以前、そういう視点で記事を書いてみましたが、

全く信頼されていない状況から、どのように効果的なコーチングをするかについて

2016.02.15
 

私の経験からすると、これはファーストコンタクトの際のTipsでありまして信頼関係、協働関係というのはその後、会話を積み重ね、内省が深まっていくに比例して深まっていきます。

協働関係があるから内省が深まるのではなく、なんらかの気づきがあって内省が深まるのと、協働関係が深くなるのは、同時に起こっていくんですよね。 

今日は、会話の中で自然に信頼関係を築き、内省を深めてもらうためのそのきっかけになるためのTipsをお伝えしてみたいと思います。

 

緊張を和らげ、協働関係を築く二つの質問

初対面の方とお会いして、お互い緊張している状況の中、まずはこちらの記事のような説明をしつつ

全く信頼されていない状況から、どのように効果的なコーチングをするかについて

2016.02.15
 

自己開示をしていただくことについて同意を得ます。

そして、幾つかお仕事の現状と課題に関するお話をお聞きしながら、落ち着いたところで話題を変えて、仕事の価値観についての質問をします。  

「〇〇さんにとって仕事ってなんですか?」

「その価値観が作り上げられた原体験があれば教えてください」

質問はこの二つです。

 

「こだわり」こそが生きる力

人にはなんらかの「こだわり」があります。

その「こだわり」には理由がなく、そして、その人の「生きる力」そのものと繋がっています。そう、それは人間が持つ理屈を超えた「力」です。

なんらかのリーダーの地位に立つ時、そのこだわりがダイレクトに自分の身を守ること、他者を攻撃する方向に出てしまうと、残念ながらそのリーダーは信頼を得られません。

 

「こだわり」をクリエイティブに昇華させる

そうではなく、その「こだわり」が自分を超えたより大きなものを創造するためにクリエイティブな形で昇華されたとき、それは、大きな影響力となって、チーム全体をステージアップする方向に導きます。

「リーダーシップ」とは、人としての偏向・偏りが、仕事の中、人との関わりの中で磨かれ、自分の身を守ろうとする「ちっぽけな自我」が薄まり、「大きな願い」として発露した結果であり、決して「リーダーはこういう行動をしている」という定型のかたちにはまるものではありません。

そんな会話の糸口になるのが、上述の二つの質問。特に原体験を問う二つ目の質問が核となります。

 

コーチングの目的

その人のこだわり、人としての偏向を「より大きな願い」とつなげ、クリエイティブなエネルギーに変換していく。これこそがコーチングの醍醐味であり、個別対応、テーラーメードで会話すべき理由です。

その人の「こだわり」「偏向」とは別の方向で育てようと思っても、その人はなかなか力を発揮できないんですよね。

 

編集後記

 コーチングで「価値観」を問うコーチは多いと思います。でも、価値観を問う理由をどれだけ深くコーチ自身が落とし込めているのか?これがそのコーチのコーチングの質を左右します。 

 この記事を読んで「良いHow toを聞いたぞ」「明日から試せるぞ」と思った人にお伝えしたいのは、残念ですがそのまま使ってもイタいだけです。

 この記事だけでは何の意味も無く、大事なのは、なぜそういうことを聞くのかということを深く考えてみてくださいということ。

 以下、ご案内になりますが、そのヒントの一つをおしらせします。

 11/2(水)に私がコーチングのバックボーンとしている「The Leadership Circle」のコンセプトをお伝えする体験型のワークショップが開催されます。リーダーシップの本質について深く学んでいく半日の体験セミナーです。私も参加しますので、ぜひ一緒に学びましょう。

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あと、このほか、メールマガジンでは、ブログでは語っていない自分のコーチングコンセプトの背景にあるお話などもふんだんに語っておりますので、もしご興味があれば下のメールマガジンにご登録ください。

それでは、またお会いしましょう。