学ぶほど混乱する人が見落としている学習の視点

こんにちは。山田です。

以前こんな記事を書いて大好評をいただきましたが、今日はそれを補足してみたいと思います。

いろいろ学んで「混乱する人」と「成長する人」のたった一つの違い

2016.02.06

いろいろなことを学んでブレイクスルーしていく人がいる一方で、「アレ」を学び「コレ」を学んで、学べば学ぶほどお互いの学びが干渉しあい、混乱する人がいます(一般論です)。      

学べば学ぶほど学びが統合されていく人と、学べば学ぶほど学びが干渉していく人は何が違うのか。

この問題に一つ答えを出してみると「学習の二つの目的」の違いを理解し、何かを学ぶ際に常に意識できているか、というところが大きいと感じています。

 

学習の二つの目的

結論から言うと、学習する目的は二つに分かれます。

私は農学部出身なので樹木に例えてみると、学習の目的には、

・根や幹を強化するための学習

・枝葉を強化するための学習

の二つがあります。

これはどちらが良い悪いではなく、種類が違うだけ。

(「枝葉末節」という言葉は一般的にはネガティブに使われますが、仕事をするには枝葉末節のディテールもとっても大事です。)

    

枝葉を強化する学習

樹木でいうと、光合成をしてエネルギーを作り出すのは「葉」です。

・目の前の課題を解決する手法、

・戦略・戦術を構築するための知識

・コミュニケーションの具体的なHow to

・事業領域の専門的な知識、現場の知恵。。。   

これらの学習は自分が直面する問題を解決するために必要なツールであり、直接的に仕事をしてくれ、生きるために必要な糧を与えてくれるものです。

つまり樹木に例えると葉やそれを支える枝であり、そういうものを養うのが「枝葉を強化する学習」これは、とっても大事。

 

根幹を強化する学習

根や幹は樹木でいうと、その根幹となる部分。人間でいうとその人の意識のステージや視点の高さ、世界の捉え方・ものの見方の柔軟さ、視界に入っている人の多さ、みたいなところです。

「人間力」という非常に曖昧な言葉で表現されたりする場合もありますね。 

これらは樹木でいうと樹体を支える幹や根であり、そういうものを養うのが「根幹を強化する」学習です。

これもまた、とっても大事。

            

大事なのは「根幹」と「枝葉」のバランス

専門的にはT-R比という言葉がありますが、根の深さと地上部の大きさのバランスはとっても大事だと言われています。適切なT-R比を超えて根が未発達のまま枝葉が繁茂してしまうと何が起こるでしょうか。

しばらくは順調に育ちますが、やがて維持できない枝は枯れ、葉は落ちてしまいます。

人間も同様。 

スポーツ選手も体幹が未発達だといくら筋肉を鍛えても、ギクシャクして力を発揮できませんし、仕事の場面でも意識が未成熟だと、学んだ知識を「他者との関係性の網の目」である社会の中で本当に活かすことはできません。

 

ふり返って私たちの学習環境

ここでちょっと省みていただきたいのが私たちがいる「学習環境」。

どっちかっていうと「枝葉」の学習が多すぎませんか?

・この場合、どうすればいいのか?

・あの場合、どうずればいいいのか?

・具体的な答えを教えてください。

私たちは枝葉の答えばかりを求めてきて、ひたすら枝葉を茂らせているのではないでしょうか。

 

大事なのは「答え」ではなく「答えを生み出す力」         

大事なのは自分で答えを生み出す力。状況をつぶさにメタ認知し、今必要な答えを導き出し行動していく力。

それを支えるのは、物事を見る視点の高さであり、他者から与えられた「答え」を疑い切る思考力と精神力であり、普段私たちが意識しない、人間や世界の本質を知る人間理解の深さです。

そういった根幹の部分がしっかりして、はじめて枝葉は有効に、かつ持続的に機能するものです。

根幹がしっかりしているからこそ、枝葉を学習した時に大きな結果を残すことができます。 

あなたが学んでいるのは根幹ですか、それとも枝葉?

バランスはいかがですか?

 是非一度内省してみてください。

   

根幹を成す知識を身につける学習環境

と、いうことで、もし根幹が弱いとお感じになっているならこちらのページをご覧になってください。ご紹介しているこちらの講座は、現代哲学を活かして根幹を強くするための講座。

参加することで人間や世界の本質がわかり、これまで学習してきた枝葉の知識、本当に有効に、生き生きと活かして結果を出せるようになるための実践的哲学グループコーチングコミュニティです。

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リンク先のLPでは、そのさわりとして「なぜ、人は変化できないのか」という本質的なお話を書かせていただいておりますので、是非ご覧になってみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

山田 亨(TORU YAMADA)

現代哲学からコーチングを解釈した視点をもとにクライアントさんと関わり、現実の課題に対応しながら意識の深層からの変化をガイドすることで、単なる現実面での目標達成のみならず、思考や精神のあり方自体を創造的に体質改善するトレーナーをしています。

職業は肉体改造をガイドする「フィジカルトレーナー」にならって、ビジネスパーソンの精神的な体質改善をガイドする「メタフィジカルトレーナー」を名乗っています。

注1:メンタルトレーナーとかスピリチュアル系のコーチではありません。念のため。

注2:余談ですが昔スポーツクラブでフィジカルの方のトレーナーもやっていました。